日々、雑雑と。

いろいろなことを垂れ流し

映画「タリーと私の秘密の時間」

tully.jp

アトミック・ブロンドシャーリーズ・セロンが出てるので、日比谷の映画館で鑑賞。

あらすじ

第3子が産まれ、その赤子と兄妹の世話で疲労が蓄積していく母親のマーロ。ある日、マーロは夫の反対を押し切りヘルパーを雇うことを決断する。そして、毎晩、子供を寝かせた後、ヘルパーのタリーが家に訪れ、赤子の世話をするようになる。タリーのサポートで、生活に余裕を持ち始めたマーロは明るさを取り戻していくが・・・。

感想

子育ての苦しさを如実に描いたような映画だった。タリーと契約するまえの母親マーロのグロッキーさは、見るに耐えなかった。その分、タリーと話をしたり、息子や娘の時間を楽しんだりしている後半の明るいマーロは対象的で観ててほっこりした。

出産の苦しみやその後の疲労困憊に苛まれるマーロに一切構わなかった夫だが、さすがに鈍感すぎる。 ヘルパーのことについても無関心で、終始帰宅後もゲームに夢中。。。仕事が忙しすぎるのは一理あるが、それに感けず妻を気遣う心を少しぐらいは持てなかったものか。最後はまだやり直せるフェーズで反省する機会が与えられたから良かったものの、最悪取り返しのつかない展開もあり得た訳で。。。

シャーリーズ・セロンの体であるが、アトミック・ブロンドの撮影に向けて歯を折りながら鍛え上げたと思えば、この映画の撮影のため、鬱になりながらも暴飲暴食生活で肥満体系になったりと、なかなか過酷な役作りをされているようで。。。感服ながらも、やや心配ではある。